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今日のLeu.

ヤドカリ滞在レポート(随時更新)

このレポートでは、ゲストハウスLeu.での「ヤドカリ滞在」の様子を、
時期ごとにゆるく記録していきます。
どんな人が来て、どんな時間を過ごして、何を感じて帰っていったのか。
Leu.の日常や空気感が伝わるように、できるだけそのまま書いていくつもりです。
内容は随時更新していきますので、
「こんな関わり方もあるんだな」と、気軽にのぞいてもらえたらうれしいです。

  1. 12月13日〜20日|あいさん(東京都)・はがちゃん(千葉県)
  2. 12月27日〜1月4日|みなみさん(福岡県)
  3. 1月14日〜30日|なかのさん(山梨県)
  4. 2026年1月30日〜2月6日|しゅん君(東京都)
  5. 2月12日〜2月16日|きらりさん(岩手県)
  6. 2月16日〜3月1日|かすみさん(宮城県)
  7. 3月15日〜3月23日|さらさ さん(神奈川県)
  8. 4月29日〜5月5日|有咲さん(宮城県)
  9. 6月5日〜6月22日|小松さん(埼玉県)
  10. 6月20日〜7月3日|森 さん(東京都)
  11. 7月5日〜7月11日|李 さん(神奈川県)
  12. 7月11日〜7月19日|永 さん(東京都)
  13. 8月1日〜8月16日|山口くん
  14. 8月8日〜8月15日|かりんさん
  15. 8月16日〜8月30日|翔平くん(北海道)
  16. 9月1日〜9月6日|はるちゃん(熊本)

① 12月13日〜20日|あいさん(東京都)・はがちゃん(千葉県)

この期間は、2名のヤドカリさんが同時期に滞在しました。
午前中は2時間ほど館内清掃、夜は消灯作業をお願いし、
それ以外の時間はそれぞれのペースで過ごす、Leu.らしいメリハリのある1週間でした。

東京都から来てくれたあいさんは、リモートワークが可能な仕事をしながら滞在。
那須塩原市への移住を考えていたタイミングでスマウトを見つけ、
「ちょうどよさそう」と感じて応募してくれたそうです。
滞在中は転職活動にも取り組み、那須塩原市の地域おこし協力隊の面接を受験。
帰宅後には「面接を一つ突破しました」と連絡をいただきました。
Leu.で過ごした時間が、次の一歩に少しでもつながったことを嬉しく思います。

同じ時期に滞在していたはがちゃんは、千葉県出身で東京の大学に通う4年生。
卒業を控え、「学生のうちにいろいろな場所を見てみたい」という思いから応募してくれました。
お仕事以外の時間は編み物をしながら、温泉やJAMフロアでのんびり過ごす姿が印象的で、
「こんなに穏やかに過ごしたのは久しぶり」という言葉が、この1週間の空気感をよく表していました。

この時期にLeu.として感じたこと

同時期に2人が滞在することで、
「それぞれが自分のペースを守りながら、ゆるく影響し合う」空気が自然に生まれていました。
仕事や将来について考える人と、今を味わう学生。
立場が違っても、同じ空間で無理なく共存できるのは、Leu.らしさだと感じた期間でした。


② 12月27日〜1月4日|みなみさん(福岡県)

年末年始の期間には、みなみさんが滞在してくださいました。
三重県出身で、大学時代は愛知、就職後は東京。
ベンチャー企業で力をつけ、現在は本業・副業ともにPC一台でこなしながら福岡に移住。
「ここに住み続けたいと思える場所」を探しているタイミングで、Leu.を見つけてくれました。

スマウトは登録していたものの利用は初めてで、
もともとは暖かい時期に来るつもりだったそうですが、
年末年始に空きが出たことをきっかけに滞在を決断。
結果的に、静かな年末年始を過ごすにはちょうどよいタイミングとなりました。

滞在中は、広いフロアの清掃や温泉の掃除なども含めて
「お手伝い自体が良いリフレッシュになった」と話してくれました。
また、スタッフや利用者との関係性について
「フレンドリーだけれど自立した距離感」「リピーターが多いのも納得」と感じてくれたことが印象に残っています。

この時期にLeu.として感じたこと

年末年始という節目の時期に、
「働きながら、暮らしながら、考える」時間を過ごしてもらえたことは、
Leu.が目指している在り方そのものだと感じました。
にぎやかさよりも静けさを選ぶ人にとって、
この場所が“集中できる居場所”になることを、改めて実感した期間でした。


まとめとして

今回の3名のヤドカリ滞在を通して、
Leu.はやはり「何かをさせる場所」ではなく、
それぞれが自分のタイミングで次に進むための、途中経過を過ごす場所なのだと感じています。

移住を考える人、進路を探す学生、拠点を探す働き手。
そのどれもが、同じ仕組みの中で成立していることが、
ヤドカリという関わり方の面白さであり、Leu.の目指す姿です。

このレポートは、これからも更新していきます。


③ 1月14日〜30日|なかのさん(山梨県)

1月中旬から下旬にかけて、なかのさんが約2週間ヤドカリとして滞在しました。
大学を休学中で、前拠点である島根県西ノ島から次の居場所を探す中、
スマウトでLeu.を見つけ、「暮らす」「ヤドカリ」という言葉や雰囲気に惹かれて応募してくれたそうです。

初めてのゲストハウス滞在ということで、緊張とワクワクが混ざった気持ちで那須に到着。
滞在中は、午前中に清掃(JAMフロア・キッチン・温泉など)を行い、それ以外の時間は自分のペースで過ごすという、落ち着いたリズムをつくっていました。

JAMフロアでは、ごはんをつくる・食べる・ゴロゴロする、読書や作業をする、
雪が降るのをぼーっと眺めるなど、「何もしない時間」も含めて、日常としての滞在が積み重なっていった様子が印象的でした。

温泉についても、「体が冷えてきたな」と感じるタイミングで夜にゆっくり一人で入るなど、
生活の一部として自然に組み込まれていました。

人との距離感については、一人の時間を大切にしながらも、食事や休憩のタイミングで会話が生まれ、
イベント時には想像以上に多くの人と交流できたとのこと。
静けさと賑やかさの両方を体験できた滞在だったようです。

本人は「大きな変化はなかった」と書いていますが、「急いだり、焦ったりすることがなかった」という言葉からは、この場所で過ごすことで生まれた、確かな小さな変化が感じられました。

この時期にLeu.として感じたこと

なかのさんの滞在を通して感じたのは、Leu.は「環境に身を置くことで、自然と呼吸が整っていく場所」なのだということです。
何かを強制されるわけでも、目的を求められるわけでもなく、ただ日々を重ねる中で、
静と動の両方を受け取っていく。
2週間という少し長めの滞在だからこそ見えた、Leu.らしい時間の流れだったように思います。


なかのさんの思い出・感想

14〜30日の思い出

・最寄りのポスト(往復1.5時間)に散歩に行きました
・雪!外とても寒かった
・ナルト読破!
・「ぽっしーのピザ焼き」「たかにぃさんのお遍路ナイト」イベント
 (いつもより静かなJAMフロアが賑やかに…!刺激的な時間でした)
・ごはん(自炊、ラーメン、ピザ、鍋その他いろいろ。おすそわけもたくさん!)
・いけがみさんの大根が大きくて安くて驚きました、毎日大根サラダ、大根みそ汁生活…幸せ♡


④2026年1月30日〜2月6日|しゅん君(東京都)

1月の終わりから2月初めにかけて、ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは「しゅん君」。
スマウトでヤドカリ募集を見つけ、「ゲストハウス」と「温泉」という、自分の好きな要素が重なっていたことが応募のきっかけでした。

宿泊施設の仕事は今回が初めて。
来る前は「自分にできるだろうか」という不安もあったそうですが、実際の滞在では、清掃や共用部の管理を一つひとつ丁寧にこなしてくれました。


生活のリズムと、仕事のこと

滞在中の基本的な流れは、
朝起きてまずは朝風呂、10時から清掃業務、昼以降は自由時間。

共用部や男女の温泉清掃、細かな拭き掃除など、決して派手ではない作業が中心ですが、
「綺麗にできたと思っても、チェックで小さな抜けに気づくことがあった」と振り返ってくれています。

その経験から、掃除が終わったあとに自分の目で見直す、という習慣が自然と身についた一週間だといいな。


JAMフロアで過ごした時間

共用スペース「JAMフロア」は、しゅん君にとって滞在の中心でした。
調理や食事、オンラインでの作業、ミーティングまで、生活と仕事が同じ空間に自然と溶け込んでいきます。

「JAMフロアにいると、本当に心が落ち着いて集中できた」
「居心地がよくて、ずっと居たいなと思った」

という言葉が印象的でした。

友人からは
「青い足場を浮かせている造りが天才的だ」
と言われたそうで、空間そのものが人の感覚に作用していることを改めて感じさせてくれます。


温泉と、人との距離感

温泉には、朝と夕方の1日2回。
生活のリズムを整える役割として、自然に組み込まれていました。

スタッフや他の宿泊者、同じヤドカリとの距離感についても、
「フレンドリーだけど、無理に近づきすぎない」
そんな心地よさを感じてもらえたようです。

那須のおすすめのお店を教えてもらったり、
同じヤドカリの滞在者と川まで散歩に行ったりと、
その場にいる人同士で、無理のない交流が生まれていました。


滞在を通して

忙しい日常から一度離れ、
ゆっくり過ごす時間を持てたことで、自分自身やこれからについて考える時間が深まった、と話してくれました。

「普段は忙しくて、自分のことを考える余裕がなかった」
「今回は落ち着いて過ごせたからこそ、今後の行動が少し見えてきた気がする」

冬の静かな時期のLeu.だからこそ生まれた時間だったのかもしれません。


ひとことで言うなら

「人から人へ、共感をつなぐリトリートハウス」

次は夏に来たい、テントサウナのイベントにも参加してみたい。
そんな言葉を残して、しゅん君のヤドカリ滞在は終わりました。


⑤2026年2月12日〜2月16日|きらりさん(岩手県)

2月中旬、ヤドカリとして滞在してくれたのは「きらり(写真左)」さん。

これからの人生をどう生きたいか考えるなかで、
“旅しながら暮らすように過ごす”という選択肢を探していた時に、Leu.のヤドカリ募集を見つけてくれました。

これまでの那須は日帰り観光。
今回は“観光ではない日常”を体験する2週間でした。


日常のリズム

朝は清掃から始まります。
JAMフロア、温泉、階段、丸電球まで丁寧に。

お客様の出入りによって変わる業務量にも柔軟に対応しながら、
「1日の流れがわかるとリズムが作りやすかった」と話してくれました。

昼からは自由時間。
読書、散歩、作業、ボーっとする。
そして人と話す。

夜はみんなでごはん。
豚しゃぶパーティー。
そのあと温泉で何も考えない時間。

Leu.での時間は、“予定”より“余白”が中心です。


JAMフロアという場所

ビーズクッションに沈みながら読書。
ごはんを作って、食べて、話す。

人が多いときは少し距離を間をとり、
少ない日は6時間そのまま居続ける。

“Good morning”から始まる空間。

JAMフロアは、会話が自然に生まれる場所でもあり、
考えごとが静かに整理される場所でもあります。


温泉と、環境

毎日入った温泉。
時間をずらしながら、気をつかわず入れるタイミングを見つける。

自然に囲まれた環境は、
「別荘に来たような感覚」と言ってくれました。

熊にちょっとビビりながらの散歩も含めて、
那須の日常を楽しんでくれたようです。


滞在を通して

滞在前は、これからの人生に少し迷いがあったそうです。

けれど、人との出会いと会話の積み重ねの中で、
少しずつ頭の中が整理されていった、と。

「この2週間があっという間で、帰るのが寂しい。」

その言葉が、すべてを物語っています。


ひとことで言うなら

「たくさんの人と出会い、繋がれた、最高の自分時間」

地元の方との会話、商店での時間、
初めての体験。

また来たい、と言ってくれました。

ヤドカリ滞在は、
“働く”と“暮らす”のあいだにある時間。

今回も、Leu.に小さな物語がひとつ増えました。


⑥2026年2月16日〜3月1日|かすみさん(宮城県)

2月後半の2週間、ヤドカリとして滞在してくれたのは「かすみさん(写真中央)」。

リモートワーク中心の生活で、
「一歩も外に出ないまま一日が終わる」日々が続いていたそうです。

そんな中で見つけたのが、Leu.のヤドカリ滞在。
自然の近くで体を動かし、人と話しながら暮らす時間に惹かれて応募してくれました。


生活と仕事のバランス

滞在中は、
午前中に清掃、午後は仕事。

夜は温泉に入り、ゆっくりリセット。

清掃→仕事→温泉。
この流れが、かすみさんにとって「ちょうどよいバランス」だったそうです。

生活と仕事の切り替え。
リモートワークでは曖昧になりがちな境界線が、ここでは自然と整っていきました。


JAMフロアでの時間

平日は静かな時間帯に、
食事や仕事。

土日はリピーターの宿泊者の方と一緒にごはんを作ったり、
みんなで食卓を囲んだり。

「いろんなバックグラウンドを持つ人と話す楽しさを実感しました!」

と話してくれました。

自分の時間は確保しつつ、
必要なときに自然と生まれる会話。

その距離感が、心地よかったようです。


人とのつながり

スタッフが丁寧に教えてくれたこと。
他の宿泊者との会話のきっかけをつくってくれたこと。

そして、Leu.のヘビーユーザーであるバッハさんに那須観光に連れて行ってもらったこと。

滞在のなかで、
「人との関わり」が静かに増えていきました。


自然のある環境

青空の日の透明な空気。
雨の日の霧に包まれた景色。

「自然を身近に感じる」という体験を、
十分に味わえた2週間だったと書いてくれています。


滞在を通して

人と話すこと。
異なるバックグラウンドの人と出会うこと。

その積み重ねの中で、
少しずつ視野が広がっていった、と。

移住はまだハードルが高いけれど、
那須で暮らすことに興味がある人にはぴったりな体験。

そんな言葉も残してくれました。


ひとことで言うなら

「大自然や交流を通じて、リフレッシュ&エネルギーチャージできた2週間」

JAMフロアで垣根を越えて交流し自然と新しいアイディアや次のイベントが生まれていくのが印象的でした!

ヤドカリ滞在は、
ただ“お手伝いをする期間”ではなく、

生活と仕事のあいだに、
呼吸を取り戻す時間をつくること。

今回もまた、
Leu.にひとつ物語が増えました。


⑦2026年3月15日〜3月23日|さらさ さん

3月中旬、ヤドカリとして滞在してくれたのは本田更紗さん。

東京で新しい仕事が始まる前の1ヶ月。
その時間の使い方を考える中で、Leu.に来てくれました。

「このままずっと東京で生きていくのかな?」

そんな違和感と、
一度地方で暮らしてみたいという思い。

友人の紹介でLeu.を知り、
「青色と深緑の組み合わせ」に惹かれて、すぐに滞在を決めてくれたそうです。


何もしない時間がある場所

滞在中の生活はシンプルです。
午前中は清掃、午後は自由時間。

読書をしたり、昼寝をしたり、散歩をしたり。
JAMフロアでぼーっと過ごす時間も多かったと話してくれました。

「最初の3日間は、ほとんど何もしなかった」

その言葉が印象的でした。

何かをしなくてもいい時間。
それが自然に許されている場所でもあります。


JAMフロアで過ごす時間

日当たりのいい窓際で本を読む。
外を眺め、飛航する3羽の鳥を観察する。

キッチンでは誰かが料理をしていて、
自然と食卓ができていく。

自分はあまり料理経験がなかったからこそ、
その光景がより印象に残ったそうです。


温泉のある生活

朝、午後、夜。
1日に2〜3回温泉に入る日も。

ぬる湯で長風呂で過ごす時間は、
ただ何も考えずにいられる時間。


人と話すということ

「距離感」というより、印象に残っているのは会話の内容でした。

転職のこと、仕事のこと、これからの人生のこと。

会社を辞めた人。
これから何かを始めようとしている人。

「自分の人生を主体的に生きている人が多い場所だなと思いました」

と話してくれました。


滞在の中での変化

滞在の前半は、ただゆっくりしたいという気持ち。
中盤にはイベントに参加したり、外に出たり。
後半は「終わるのが信じられない」と感じるほど、時間の流れが変わっていきました。

また、滞在を通して
「暮らしと仕事のバランス」について考える時間にもなったそうです。

これまでは、どう生きるかを深く考える余裕がなかった。
けれど、時間があることで

「どこで、誰と、どういう環境で生きていきたいのか」

を少しずつ言語化できるようになった、と。


那須での時間

滞在中は周辺にも足を運び、
道の駅やカフェなど、那須の暮らしに触れる時間もありました。

自然の中で過ごす時間、
人と出会う時間、
そして何もしない時間。

そのすべてが、この滞在を形づくっていました。


印象に残っていること

人にカレーをふるまった日。
広大さんと食卓をかこった日。
きょうこちゃんと一緒にぎょうざパーティーをした日。

そして、
「自分の友達ができると思っていなかった」という気づき。

短い滞在の中で、関係が生まれていく。
それもまた、この場所の特徴です。


ひとことで言うなら

「自分を思っきし甘やかせるごほうび旅」

滞在を通して、
自分の中にある考えを整理し、
少しだけ未来に向かって進む感覚。

そんな時間だったのかもしれません。


ヤドカリ滞在は、
何かを達成するための時間ではなく、
立ち止まるための時間でもあります。

今回もまた、
Leu.にひとつの時間が積み重なりました。


⑧2026年4月29日〜5月5日|有咲さん(宮城県)

ゴールデンウィークの期間に、ヤドカリとして滞在してくれたのは伊藤有咲さん。

普段は旅行予約サイトの営業として、旅館やホテルの担当者さんと話す機会が多いそうです。その中で、「スタッフが足りなくて」という声を聞いたり、日中にすごい勢いで清掃をしている現場を見たりするうちに、宿の中の仕事に興味を持つようになったとのこと。

那須には日帰り旅行で来たことがあり、自然豊かで素敵な町だという印象があったそうです。スマウトのメールでLeu.のラウンジとヤドカリ募集の記事を見つけ、「本業にも活かせる経験をつくるぞ」と思い、気づいたら応募してくれていました。


宿を支える仕事に触れる

滞在中は、朝に散歩やランニングをしたり、モーニングに出かけたりしながら一日を始め、10時から清掃へ。

JAMフロアや大浴場など、宿泊者が気持ちよく過ごすための場所を整えてくれました。

特に印象に残ったのは、水回りの清掃だったそうです。

普段、宿泊者として利用しているときには当たり前に感じていた清潔感。その裏側に、細かな気遣いや手間があることを、実際に手を動かす中で感じてくれました。

「1日宿を回すのに、こんなに清掃って気を遣うのかと気づいた」

その言葉が、とても印象的でした。


JAMフロアで過ごした時間

JAMフロアでは、食事をしたり、読書をしたり、iPadで映画を見たり、日記を書いたり。

ただ部屋で過ごすよりも、JAMフロアにいることで自然と作業が捗る時間もあったようです。

5月3日の夜にはBBQにも少し参加。副業関係のミーティングが重なって短い時間ではありましたが、みなさんが温かく迎えてくれたことを喜んでくれていました。

音楽が流れていて、誰かがくつろいでいて、川の景色を感じながら食事をする。

そんな空気も、Leu.での滞在の一部になっていたようです。


温泉のある暮らし

温泉には、朝・昼・夜と1日3回入るようにしていたそうです。

朝7〜8時、昼16時頃、夜19時半〜20時半。

走ったあとや、身体が少し硬くなっているときも、温泉に入ることで疲れが残らなかったと感じてくれました。

湯治のように過ごしてみたいと思いながらも、実際にはパンやカツ丼、ジェラートなどをたくさん楽しんでいたそうで、そのあたりも含めて、なんだかとてもLeu.らしい滞在でした。


人との距離感

人との距離感については、「程よい距離感で居心地がよかった」と書いてくれました。

一人で過ごす時間もありながら、ふと誰かと話したくなったときには、JAMフロアやお風呂で会話が生まれる。会話を通して、温かい人が多い土地だと感じてくれたそうです。

特に印象に残っているのは、最終日の夕食ランニングから帰ってきたとき。

金澤さんとけんとさんに「おかえりなさい」と声をかけられたこと。

「おかえりってこんなに嬉しい言葉だったっけ?笑」

この一言に、Leu.で過ごす時間の空気感がよく表れている気がします。


那須で過ごす日常

滞在中は、周辺のお店にもたくさん足を運んでくれました。

NAOZOのベーグル、柏屋のカツ丼、那須高原ジェラート、道の駅 明治の森・黒磯のソフトクリーム、fil ice cream&coffee。

走った先でおいしいものを食べて、車で帰ってくる。

そんな「日常と旅のあいだ」のような時間を楽しんでくれました。

那須の自然についても、水田、木々、川のせせらぎ、牧場など、思わずのんびりしたくなる風景ばかりだったと話してくれました。一方で、車で少し行けばスーパーやコンビニもあり、不便すぎないことも印象に残ったようです。


滞在を通して

今回の滞在を通して、伊藤さんは今の暮らし方についても少し考えが深まったそうです。

今の仙台での暮らしには満足しているけれど、理想そのものではないことに気づいた。

「旅行」と「暮らし」が融合した、ワーケーションに近い生き方へ寄せていきたい。

そんな言葉がノートに残されていました。

仕事を続けるか、転職するか。どこで暮らすか。どんな時間を持ちたいか。

Leu.で過ごした数日間が、その問いを少し具体的にする時間になったのかもしれません。


ひとことで言うなら

「感謝」

清潔な宿が当たり前にあるわけではないこと。
その裏側には、関係者の丁寧な仕事やこだわりがあること。

今回の滞在で、そのことに気づき、感謝が溢れたと書いてくれました。

そして、Leu.のラウンジを初めて見たときの感動。油井展望台からの景色。大浴場の清掃を毎日してくださっている人への尊敬と感謝。

たくさんの気づきが残る滞在になったようです。

ヤドカリ滞在は、ただ泊まるだけでは見えない宿の日常に、少しだけ混ざってもらう時間です。

今回もまた、Leu.にひとつの時間が積み重なりました。


⑨2026年6月5日〜6月22日|小松さん(埼玉県)

6月上旬から下旬にかけて、ヤドカリとして滞在してくれたのは小松さん。

5月に那須へ空き家を見学しに来たとき、Leu.に出会ったことがきっかけでした。
もっとこの場所に滞在しながら、次の住まいや暮らしの候補地としての那須を知りたい。
そんなタイミングでヤドカリの仕組みを知り、今回の滞在につながりました。

来る前に楽しみにしていたのは、清掃やお手伝いだけではなく、周辺を歩くこと、温泉に入ること、パン屋やカフェを巡ること、noteを書いたり、YouTubeを投稿したりすること。

Leu.で過ごす時間を使って、暮らしの輪郭を少しずつ確かめていくような滞在でした。


日々のリズム

滞在中の朝は、日によって少しずつ違います。
早く起きる日もあれば、ゆっくり起きる日もあり、10時からは清掃へ。

JAMフロアや温泉まわりを整えながら、宿の日常に少しずつ混ざっていきました。

掃除の中では、壊れているものや気になる場所を見つけたり、時間の使い方を工夫したりすることもあったそうです。
ただ作業をこなすだけではなく、「ここがこうなっていると次の人が気持ちいいかも」と気づいていく時間でもありました。

午後はごはんを食べたり、散歩に出たり、絵を描いたり、JAMフロアでゆっくり過ごしたり。
元気な日は人と話し、静かにしたい日は静かに過ごす。
その日ごとの自分の状態に合わせて、Leu.の中で居場所を選んでいたようです。


JAMフロアで生まれる時間

JAMフロアでは、食事をしたり、スタッフや宿泊者と話したり、何かを作業したり。
人がいると自然に会話が生まれ、ひとりでいたいときには少し距離を置ける。

私にとってJAMフロアは、ただの共用スペースではなく、人との距離感を自分で調整できる場所だったようです。

滞在中には、イベントや人が集まる日もありました。
誰かと一緒に過ごす時間もあれば、自分のペースを守る時間もある。
その両方があることが、Leu.らしい過ごし方なのだと思います。


消灯作業と、場所を整えること

今回のノートで印象的だったのは、消灯作業についての記録でした。

22時にJAMフロアを整えること。
使われたグラスを片付けること。
まだ人がいるときに、どこまで声をかけるか考えること。

消灯は、ただ電気を消すだけではなく、その日の場をどう閉じるかという仕事でもあります。
お客さんとしてその場にいたい自分と、ヤドカリとして場を整える自分。
その間で少し迷いながらも、丁寧に向き合ってくれていたことが伝わってきました。

こういう小さな気づきが、次のヤドカリさんやLeu.の日常に残っていくのだと思います。


温泉と、那須の自然

温泉には、朝・夕方・夜と、その日の流れに合わせて入っていたようです。
とくに夜の温泉は、一日の終わりに自分を整える時間。

滞在中には、木々や花、きのこ、初夏の自然にもたくさん触れてくれました。
歩いて行ける場所もあれば、車があるともっと広がる場所もある。
不便さも少しありつつ、それも含めて那須で暮らす感覚を確かめる時間だったようです。

ノートには、池の水面を眺めていたときのことも書かれていました。
木の葉の影や波紋、光の反射。
そういう何気ない自然の表情に目が向く時間があったことも、この滞在らしいなと思います。


人との距離感

私は、Leu.で出会う人たちとの距離感についても丁寧に感じました。

お客さんと近い距離で話すこと。
スタッフに買い物へ連れて行ってもらったこと。
困ったときにすぐ誰かが助けてくれること。
日々の掃除や場づくりに、細かく気を配っている人がいること。

人との関わりは近すぎるわけではないけれど、必要なときには自然と誰かがいる。
そんなLeu.の距離感を感じました。


滞在を通して

私にとって今回の滞在は、ただ那須に滞在する時間ではなく、
これからの暮らしや働き方を考える時間でもありました。

「少し働いて、生活を想像する」
そんな時間が、次の暮らし方を考えるうえで大切だったのかもしれません。

移住も、仕事も、暮らしのこだわりも、簡単に答えが出るものではありません。
でも、実際にその土地で朝を迎え、掃除をして、人と話し、温泉に入り、歩いてみることで、少しだけ見えてくるものがあります。

Leu.のヤドカリ滞在は、そういう“考える前の実感”をつくる時間でもあるのだと感じました。


ひとことで言うなら

「この季節にここで過ごせて、私は幸せ者です。感謝」

初夏の那須で、清掃をしながら、JAMフロアで過ごし、温泉に入り、人と話し、自然の中を歩く。

その一つひとつを丁寧に受け取ってくれた小松さんの滞在は、Leu.にまたひとつ、静かな記憶を残してくれました。


⑩2026年6月20日〜7月3日|森 さん(東京都)

6月下旬から7月初めにかけて、ヤドカリとして滞在してくれたのは森さん。

仕事の退職を控え、有給消化期間に入ったタイミング。
東京から少し離れて、自然に囲まれながらとにかくゆっくりしたい。

そんな思いの中で、「どうせなら何か新しいこともやってみよう」とLeu.のヤドカリ滞在を見つけてくれました。

これまで一人旅をしたことも、山に行ったこともほとんどなく、知らない人がいる場所に一人で飛び込むことも、住み込みで働くことも初めて。

だからこそ、ヤドカリという滞在の形が新鮮に見えたそうです。

とはいえ、ほとんど勢いで決めたこともあり、来る前はかなり不安だったとのこと。


日々のリズム

滞在中は、朝起きて、10時から清掃へ。

JAMフロアや温泉まわりを整え、昼食とコーヒータイムをはさんで、午後は自由時間。

お昼寝、勉強、読書、散歩、お風呂、日記。

夜はJAMフロアや温泉の消灯作業をして、そのあとは眠ったり、ワールドカップを見たり。

特に日本戦は、寝ずに全部見たそうです。

お手伝いについては、「すごく楽しかった」と書いてくれました。
一日の始まりに掃除をすると充実感があり、目に見えて汚れが落ちていくのが好きだったとのこと。

特に温泉まわりの清掃は楽しかったそうで、筋肉痛になりながらも、終わったあとの達成感があったようです。


JAMフロアで過ごした時間

森さんがJAMフロアでよく過ごしていたのは、昼食の時間。

外の景色を眺めながらごはんを食べて、そのあとコーヒーでひと息つきながら読書をする。

そんな時間が、とても気に入っていたそうです。

いつも窓の近くにいる虫や、外の山の気配も含めて、JAMフロアで過ごす時間が「山を感じる」ものになっていたのが印象的でした。


温泉と、一人の時間

温泉には、夕方か夜に入ることが多かったそうです。

一人でゆっくり入りたかったので、人が少ないタイミングを見計らって入る。

その過ごし方も、森さんらしいLeu.での時間だったように思います。

誰かと話す時間もありながら、自分のペースで一人になる時間もある。

そういう余白が、今回の滞在の中で大きな意味を持っていたのかもしれません。


人との距離感

森さんは、自分から人に声をかけるのが得意ではなく、人見知りもあると書いてくれていました。

それでも、Leu.に関わる人たちは本当に温かく、居心地がよかったとのこと。

JAMフロアにいると誰かが声をかけてくれたり、イベントに誘ってもらったり。
一つひとつの関わりに、感謝していることが伝わってきました。

特に印象に残ったのは、那須に移住された方々が集まるイベントに参加したこと。

どの方も那須での生活を楽しんでいて、キラキラした表情が強く心に残ったそうです。


Leu.周辺で過ごす

Leu.周辺は、虫の声が聞こえるくらい静かで穏やかな環境。

何より星空が美しかった、と書いてくれました。

滞在中は、スーパーで食材を買ったり、周辺のお店にも足を運んでくれました。
SHOZO CAFE、柏屋、KANEL BREAD、千本松牧場など、それぞれのお店で那須のおいしい時間も楽しんでくれたようです。

ただ観光地を巡るというより、暮らしの延長にある買い物や食事を楽しむ。

そんな過ごし方も、ヤドカリ滞在らしい時間でした。


滞在を通して

東京にいるときと比べて、1日を長く感じたそうです。

これまでは仕事に追われ、朝起きてから夜寝るまで仕事のことを気にしているような日々。
常に心が休まらないまま、毎日が過ぎていく感覚があったとのこと。

でも、ヤドカリ生活では清掃の時間と消灯の時間が決まっていて、働く時間と働かない時間の区別がはっきりしていました。

そのおかげで、ONとOFFを切り替えながら、ちゃんとまったりとした時間を過ごすことができたそうです。

今後の生き方や働き方を見つめ直す、良いきっかけにもなったとのことでした。


ひとことで言うなら

「解放感に満ちた時間」

大自然の解放感。

一人の時間。

人に縛られない、心を解放できる時間。

そして、職業や年齢、目的を問わず、たくさんの偶然の出会いに恵まれた時間。

森さんはLeu.を「交差点のような場所」と表現してくれました。

今回の滞在は、ひたすらゆっくり休む充電旅。
次は友人を連れて、もう少しアクティブに過ごしてみたいとも書いてくれました。

ヤドカリ滞在は、何かを頑張るためだけの時間ではなく、
一度ゆるんで、自分の呼吸を取り戻すための時間でもあります。

今回もまた、Leu.にひとつの静かな時間が積み重なりました。


⑪2026年7月5日〜7月11日|李 綾香さん

7月上旬、ヤドカリとして1週間滞在してくれたのは李綾香さん。

オーストラリアでのワーキングホリデーを終え、日本での充電期間をどのように過ごすか、静かに考えるための時間と場所を探していました。日本国内でワークエクスチェンジを行っている場所をほかに見たことがなく、Leu.の試みに興味を持って応募してくれたそうです。


滞在中のリズム

朝は8時半から9時頃に起きて朝食をとり、10時からJAMフロアの清掃。続いて男女の温泉や洗面所、トイレなどを整えます。

昼食後は自由時間。散歩をしたり、漫画を読んだり、黒磯駅周辺へ出かけたりしながら過ごしました。夕食後はJAMフロアでのんびりしたり、その場にいる人と雑談したり。23時頃に温泉と消灯作業を終え、24時頃に就寝する生活でした。


JAMフロアで過ごした時間

到着したのは朝。光が差し込み、開放感のあるJAMフロアを初めて見て感動する一方で、「正直、これを掃除するのは大変そう……」とも思ったそうです。

滞在中は宿泊者が比較的少ない時期で、とにかく静かな1週間でした。普段は食事中についスマートフォンを見てしまうそうですが、JAMフロアでは室内の造作や窓の外の景色を眺めながら、食事そのものに集中できたとのこと。

静かな空間で過ごす時間は、デジタルデトックスにもなっていたようです。


温泉のある暮らし

温泉には、1日1〜2回入っていました。

朝に余裕がある日は朝風呂。温泉清掃で汗をかいたあとは清掃後に入り、散歩で身体が冷えた日は夕食前に入ることも。ドミトリーからすぐに行けるため、その日の気分や身体の状態に合わせて気軽に利用できたことがよかったそうです。


人との距離感

スタッフとの関係は、近すぎず遠すぎず、程よい距離感だったと振り返ってくれました。

宿泊者とも何人かと楽しく話し、黒磯駅まで送ってもらったり、一緒に晩ごはんやお酒を楽しんだりする時間も生まれました。一人で静かに過ごす時間を持ちながら、話したいときには自然と誰かと関われる。そんな距離感の中で過ごした1週間でした。


初夏の那須と黒磯

Leu.周辺では、誰にも摘まれないからなのか、四つ葉のクローバーがあちこちにあり、「人生で一番四つ葉を見つけた一週間」になったそうです。7月でも涼しく、散歩をするにも気持ちのよい季節でした。

黒磯では、宿泊者から教えてもらった「1988 CAFE SHOZO」へ。おすすめされるだけあって、コーヒーもスコーンも好みにぴったりだったそうです。滞在中に立ち寄った場所で、思いがけない出会いが生まれたことも印象に残りました。


滞在を通して

李さんが滞在中に気づいたのは、これまで「何をしたいか」ばかりを考えていたことでした。

「何をしたくないのか」
「何を求めているのか」
「何にときめかないのか」

そうした別の角度から自分を見つめ、これからのヒントになるような思索をじっくり重ねられたそうです。

今回のような滞在を、一息つきたい人、日常を見直したい人、静かな一人の時間を必要としている人におすすめしたいと書いてくれました。


ひとことで言うなら

「命の洗濯」

湯船に浸かることはもちろん、風のにおいをかぎ、川のせせらぎを聴き、日差しを浴びて、緑を眺める。コーヒーやお酒を飲み、ごはんをしっかり食べ、清掃で少し身体も動かす。

李さんにとってLeu.での1週間は、心と身体を整える充電期間であり、リセットのための時間になったようです。

どうも、お世話になりました☆


⑫2026年7月11日〜7月19日|永 咲良さん(東京都)

7月中旬、ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは永咲良さん。

人生の転機を前に、これからの人生が大きな波となって、一気に押し寄せてくるような感覚があったそうです。うれしい変化である一方で、自分の中に強い不安や抵抗感があることにも気がつきました。それでも前へ進むための覚悟がほしい。

そこで一度、普段の生活から離れ、知らない土地と環境に身を置いて、フラットな気持ちで過ごしてみようとLeu.に来てくれました。


自然の中から始まる一日

滞在中は、午前中の清掃を中心にLeu.の日常を一緒に整えながら、それ以外の時間は自分のペースで過ごしました。

時には朝7時から木俣渓谷まで散歩へ。

静かな時間帯に外へ出て、緑の中を歩く。日常とは少し違う場所で身体を動かすことも、気持ちを整理するための大切な時間になっていたようです。


JAMフロアで見つけた風景

JAMフロアでは、料理をしたり、食事をしたりしながら過ごしました。

窓の外に広がる、濃い緑の景色がお気に入りだったそうです。

ある日の夕方には、JAMフロアからきれいな夕焼けが見え、思わず外へ写真を撮りに走ったことも。

大きな出来事ではなくても、その瞬間にしか見られない光や景色に心が動く。そんな時間が、Leu.での日常の中にはあります。


温泉を独り占めする時間

温泉には、毎日清掃を終え、少しごはんを食べたあと、15時頃に入っていました。

滞在中はほとんど毎日、一人でゆっくり入ることができたそうです。

「毎日独り占めできて気持ちよかった。柔らかい!」

その日の清掃を終え、温泉に浸かって身体をゆるめる。誰にも急かされず、自分だけの時間を過ごせることも、滞在中の大きな楽しみになっていました。


必要なときに助けてもらえる距離感

車の免許を持っていないため、来る前は滞在中の移動に少し不安もあったそうです。

Leu.までの送迎だけでなく、スーパーへ買い物に連れて行ってもらったり、「茶臼岳に登りたい」という希望に合わせて、ロープウェイまで送ってもらったり。清掃の時間も調整しながら、那須でやりたかったことを体験してもらいました。

一方で、印象的だったのは、親切にしてもらいながらも、必要以上に距離を詰められることがなかったこと。

一人で考えたいときには一人で過ごし、助けが必要なときには誰かがいる。その距離感に、大きな安心を感じてもらえたようです。


静かで、自然の音がある場所

Leu.周辺については、自然が豊かで、静かに鳥の声が聞こえる場所だったと振り返ってくれました。

サウナが好きな永さんにとって、近くにサウナがあることもうれしいポイント。

普段の生活から少し離れ、自然の音や景色の中に身を置くことで、自分のことを考えるための余白が少しずつ生まれていきました。


滞在を通して

Leu.に来る前は、

「私の人生は、これで合っているのかな」

と考えていた永さん。

けれど滞在を通して、人生は一度選べば終わりなのではなく、選択を重ねながら、その選択を正解にしていく作業なのかもしれないと、改めて感じたそうです。

失敗せずに生きていくことはできない。

だからこそ、少なくとも自分で選び、後悔のない生き方をしていきたい。

大きな変化を前に、一度立ち止まることで、自分なりの覚悟を少しずつ見つけていく滞在になりました。

今回のような時間をおすすめしたいのは、心が疲れてしまった人。

何かをすぐに決めるためではなく、一度自分をフラットに戻すために、知らない土地で過ごしてみる。ヤドカリ滞在には、そんな使い方もあるのだと思います。


ひとことで言うなら

「人と土地のエネルギーが循環している、場所であり時間」

Leu.で出会った人から何かを受け取り、自分もこの場所に少しだけ時間を残して帰っていく。

永さんの滞在もまた、Leu.の中にひとつの時間として積み重なりました。


⑬2026年8月1日〜8月16日|山口くん

8月前半、約2週間ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは山口くん。

夏の暑さを避けながら、Leu.で仕事や勉強をして過ごそうと思ったことが、今回の滞在のきっかけでした。

朝は9時頃に起き、10時から12時まで清掃。昼食をとったあとは夕方まで仕事をして、夜はごはんを食べたり、自由に過ごしたり。23時頃には就寝するという、比較的シンプルな生活リズムで過ごしていました。


JAMフロアで過ごした時間

JAMフロアについては、

「開放的で、作業や読書をするのに快適だった」

とのこと。

仕事や勉強をしたり、本を読んだりする場所として使いながら、キッチンもあるので滞在中は毎日のように料理をしていました。

誰かと過ごすためだけではなく、一人で自分のやりたいことに集中する場所としてJAMフロアを使ってくれたのも、今回の滞在らしい過ごし方でした。


温泉のある毎日

温泉には、時間があればよく入っていたそうです。

好きなタイミングで温泉に入り、そのあとはまた仕事や読書へ。温泉が特別なイベントではなく、日常の中に自然と組み込まれていきました。

一方で、実際に清掃する側になってみると、大浴場をきれいに保つことの大変さも感じたようです。

泊まる側だけでは見えなかった宿の日常に少し触れることも、ヤドカリ滞在ならではの経験だったのかもしれません。


人との距離感

Leu.での人との距離感については、

「大変丁度良い。話したいときに話すという関係。」

と書いてくれました。

誰かとずっと一緒にいる必要はなく、一人で過ごしたいときは一人で過ごす。でも、話したくなれば自然と誰かがいる。

ヤドカリ滞在では、人との交流を目的に来る方もいれば、自分の時間を大切にしたい方もいます。山口くんにとっては、この無理のない距離感が心地よかったようです。


山の中で過ごす

Leu.周辺は山に囲まれ、街中とは少し離れた環境です。

便利な場所とは少し違いますが、その分、夜になると星空がとてもきれいだったことが印象に残ったそうです。

日中は自分のやることに集中し、夜は静かな環境で過ごす。今回の滞在では、Leu.の立地そのものも、のんびり過ごすための一つの要素になっていました。


滞在を通して

本人いわく、今回の滞在で「大きな変化があった」というわけではないそうです。

でも、これからはもっといろいろな場所へ旅をしてみたいと思うようになったとのこと。

何か劇的な答えを見つけなくても、知らない場所でしばらく暮らしてみることで、「次はここへ行ってみたい」という気持ちが生まれる。それもヤドカリ滞在の一つの形なのだと思います。

登山が好きな山口くんは、また那須の山へ来るときにはLeu.を拠点として使いたいとも書いてくれました。


ひとことで言うなら

「のんびりしたい人におすすめ。」

読書をして、温泉に入って、寝て、ごはんを食べる。

そんなことを繰り返しながら過ごした約2週間でしたが、

「楽しくて良い時間だった。」

とのこと。

何かをたくさん詰め込むのではなく、仕事や勉強をしながら、温泉に入り、本を読み、少しゆっくりする。

山口くんにとってのヤドカリ滞在は、そんなシンプルな夏の時間になりました。


⑭2026年8月8日〜8月15日|かりんさん

8月のお盆前、1週間ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは、かりんさん。

これまでとは少し違う環境に身を置き、自分の時間を過ごしてみたい。そんな気持ちから、今回のヤドカリ滞在を選んでくれました。

知らない土地で一定期間生活することも、宿のお手伝いをしながら過ごすことも、日常とは少し違う経験。来る前には楽しみと不安の両方があったようですが、実際にLeu.で暮らし始めると、少しずつ自分なりのリズムをつくっていきました。


ヤドカリの1日

朝は8時から10時頃に起き、朝食や読書をしながらゆっくり一日をスタート。

10時から12時までは、JAMフロアや館内の清掃。その後は昼食をとり、午後は自由時間です。

昼寝をしたり、本を読んだり、外へ出たり。その日の自分の状態に合わせて時間を使い、夜は夕食をとってから再び読書や自由時間。23時頃に就寝するような生活でした。

何か予定をたくさん詰めるのではなく、お手伝いの時間を軸にしながら、それ以外はゆっくり過ごす。そんな1週間になりました。


JAMフロアで過ごした時間

JAMフロアでは、ごはんを食べたり、本を読んだり、のんびりしたり。

誰かがいる時間もあれば、一人で静かに過ごせる時間もあり、そのときの気分によって使い方を変えていました。

普段の生活では、気づけば予定ややることで時間が埋まってしまいますが、Leu.では「何もしなくてもいい時間」を持つことができます。

かりんさんにとっても、JAMフロアはそんな余白をつくる場所になっていたようです。


温泉のある生活

温泉には、主に15時から17時頃に1日1回。

一時間ほどゆっくり過ごし、身体を休める時間として楽しんでくれました。

お手伝いを終えたあと、そのまま温泉に入り、その後はまた自由時間へ。

温泉が「特別に入りに行くもの」ではなく、生活の中に当たり前にある。ヤドカリで長く滞在するからこそ味わえる過ごし方です。


人との距離感

人との関係については、「自由」という言葉が印象的でした。

話したいときには誰かと話せる。一人でのんびりしたいときには、一人で過ごすこともできる。

常に誰かと一緒にいる必要もなく、かといって孤立するわけでもない。

必要なときには声をかけてもらえたり、困ったときには助けてもらえたり。自分で距離を選べることが、居心地のよさにつながっていたようです。


那須で過ごす時間

Leu.周辺は、車がないと移動できる範囲が少し限られます。

その一方で、歩くからこそ気づける風景があったり、普段よりゆっくりした時間の流れを感じられたり。

遠くまで観光に行かなくても、宿の中やその周辺で過ごすこと自体が、今回の滞在の一部になっていました。


滞在を通して

今回の1週間は、何か大きな答えを出すためというより、一度立ち止まって、自分の時間を取り戻すような滞在になったのだと思います。

仕事や学校、日々の予定から少し離れ、朝起きて、掃除をして、ごはんを食べて、本を読んで、温泉に入る。

とてもシンプルな毎日ですが、そのシンプルさがあるからこそ、自分のことを考えたり、身体を休めたりする余白が生まれます。

ひとことで言うなら

「自分を休ませる時間」

Leu.で過ごした1週間を終えて、また日常へ。

ずっとここにいるためではなく、また次の日常を過ごすために一度立ち止まる。

こいでさんにとってのヤドカリ滞在は、そんな時間になったようです。


⑮2026年8月16日〜8月30日|翔平くん(北海道)

8月後半、約2週間ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは、札幌から来てくれた翔平くん。

前職を辞めて無職期間に入り、少し羽を伸ばしながら「次に何をするか」を考える時間をつくりたいと思っていたところ、Leu.のヤドカリ募集を見つけてくれました。

これまでの旅行でも、硫黄の温泉や自然のある場所が好きだったことに加え、スマウトで見たLeu.の写真やゲストハウスの雰囲気にも惹かれて応募。

ただ、申し込んでから実際に滞在するまでの間に次の仕事が決まったため、本人いわく「本当に羽を伸ばしに来ただけになってしまいました(笑)」とのこと。

結果的には、次の仕事が始まる前のちょうどいい夏休みのような2週間になりました。


ヤドカリの1日

朝は8時半〜10時頃に起きて、朝食を食べたりパソコンを触ったり。

10時から13時頃までは清掃です。JAMフロアの掃除機がけやキッチン、トイレ、フロアの清掃、男女それぞれの温泉清掃など、その日の宿泊状況に合わせて館内を整えてもらいました。

午後からは自由時間。

ゲーム制作をしたり、漫画を読んだり、フィッシュランドで釣りをしたり、温泉に入ったり、那須ハイランドパークへ遊びに行ったり。他の宿泊者と話したり、ケントくんと筋トレをした日もあったそうです。

夜は夕食を食べ、22時にJAMフロアの消灯。そのあとは自由に過ごして就寝。

仕事と遊びの時間がほどよく分かれた、夏休みらしい生活になっていました。


JAMフロアで過ごした時間

宿泊者が少ない時間帯は、JAMフロアでパソコンを開き、ゲーム制作をしていた翔平くん。

BGMが流れる空間やクッションが心地よく、集中して作業できる場所だったそうです。ソファに寝そべりながら本を読んで過ごすこともありました。

一方で、宿泊者が集まる時間になると自然と会話が始まります。

夕食後や洗濯を待つ時間に話したり、ときには一緒にお酒を飲んだり。学生から仕事を終えて旅をしている方まで、さまざまなバックグラウンドを持った人と出会えることも、ゲストハウスの魅力のひとつだと感じてくれました。


温泉のある毎日

温泉には、清掃の仕事が終わったあとか、夕食後に入ることが多かったそうです。

温泉清掃で汗をかくため、そのまま仕事終わりに入るのがちょうどいい流れに。

夜遅くに入る日もあり、時間を気にせず長く浸かれる日には、ゆっくり温泉を楽しんでくれました。

観光で温泉に入りに来るのとは違い、毎日の暮らしの中に温泉がある。そんなLeu.ならではの日常を満喫してもらえたようです。


人との距離感

スタッフとの距離感については、

「全体的に心地良い距離感」

と書いてくれました。

清掃中には、作業のやり方だけではなく「どうすればもっと良くなるか」といったことを一緒に考える時間もありました。

けんとさんとはコーヒーを飲みながら話したり、一緒に筋トレをしたり。おすすめの場所や食べ物を教えてもらったことも印象に残っているそうです。

ほかの宿泊者とも、北海道や旅行の話をしたり、一緒に料理をしたり。

誰かと常に関わり続けるわけではなく、話したいときには話せる。そんな関係性が翔平くんにはちょうどよかったようです。


那須で暮らしてみて

周辺をもっと楽しむなら「車がないと少し大変」というのも、実際に暮らしてみて感じたこと。

一方で、フィッシュランドへ釣りに行ったり、那須ハイランドパークへ出かけたりと、Leu.を拠点にいろいろな場所へ足を運んでくれました。

清掃を終えたあとに外へ出ると、自然の中で過ごせる環境がすぐそばにある。

翔平くんにとって、那須の環境は相性がよかったようです。


滞在を通して

今回のヤドカリ滞在を通して、翔平くんの中では「もっといろいろな働き方や環境を経験してみたい」という気持ちが強くなったそうです。

違う仕事をして、違う場所で暮らし、違う人と出会う。

一度環境を変えてみることで、これまで知らなかった選択肢に触れられることも、ヤドカリ滞在の面白さなのかもしれません。


これから

「是非また来たいです!!」

次に栃木へ来る機会があれば、多少無理をしてでもLeu.に顔を出したいと書いてくれました。

冬の那須はかなり寒いと聞いたため、次に観光で来るなら春頃を狙っているそうです。

また、これからヤドカリを検討している方には「とりあえず応募してみるか」くらいの気持ちでもいいのでは、とも。

もちろん仕事には責任を持って取り組む必要がありますが、時間があり、少しでも好奇心がある人なら、一度環境を変えて過ごしてみるのもいいと思ってくれたようです。


ひとことで言うなら

「那須塩原で過ごす、のんびり自由な時間」

仕事が始まる前の2週間。

掃除をして、温泉に入り、ゲームをつくって、漫画を読んで、釣りをして、人と話す。

何か大きな目的を達成するためではなく、次の日常が始まる前に、思いきり羽を伸ばす。

翔平くんにとってのヤドカリ滞在は、そんな夏の時間になりました。


⑯2026年9月1日〜9月6日|はるちゃん(熊本)

9月のはじめ、熊本県北からヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは、はるちゃん。

「まだ感じたことのない景色や文化に触れながら、自分自身が何のために生まれて、何をして生きるのかを考えてみたい」。そんな思いから、普段とは違う土地と環境に身を置くことを決め、はるばる那須塩原まで来てくれました。

今回の滞在に期待していたのは、今の状況を打開するための何かしらの活路を見つけること。一方、到着してみると一緒に滞在しているメンバーが全員男性だったため、「うまく打ち解けられるかな」という不安もあったそうです。そんな少しの緊張から、Leu.での日々が始まりました。


ヤドカリの1日

朝は6時半〜7時頃に起き、朝風呂に入ったり、ときには二度寝をしたり。朝食をつくって食べたあとは、10時から13時頃まで清掃のお手伝いです。

玄関や個室、温泉など、その日の状況に合わせて館内を整えます。午後は昼寝や昼食、PC作業などの自由時間。夕方にはごはんをつくり、食器を片付けたあとは、ほかのメンバーと雑談しながらゆっくり過ごします。22時頃にJAMフロアや温泉の消灯作業を行い、23時以降は就寝準備へ。

清掃を実際にやってみる中では、初めてだからこそ分からないこともたくさんあったそうです。「次のヤドカリさんが分かりやすいように、清掃方法や注意点が簡単にまとまっているとよさそう」と、運営側にとってありがたい気づきも残してくれました。


JAMフロアで、人と過ごす

JAMフロアでは、食事をしたり、ほかの滞在者やスタッフと話したりしながら過ごしました。

一人で考えるためにLeu.へ来た一方で、実際に滞在してみると、誰かと一緒に食事をしたり、夜に雑談したりする時間も自然と増えていきました。

来る前に感じていた「ほかのメンバーとうまく馴染めるかな」という不安も、何日か一緒に暮らすうちに少しずつほどけていったようです。

それぞれが自分の時間を持ちながら、同じ場所で生活する。ヤドカリだからこそ生まれる、少し不思議な共同生活の時間でした。


温泉に何度も入る日常

温泉には、主に朝7〜8時頃や夕方16〜17時頃に入っていました。

毎日の生活の中に温泉があり、「今日はいつ入ろう」と考えながら過ごせることも、Leu.で長く滞在する楽しみのひとつ。

柔らかいお湯にゆっくり浸かりながら身体を休める時間は、自分自身について考えるために来た今回の滞在にも、ちょうどよい余白をつくってくれていたようです。


必要以上に近すぎない関係

スタッフとは、清掃の時間には仕事としてしっかり関わり、それ以外では一緒に話したり、ごはんを食べたり。

同じ場所にいるからといって、ずっと誰かと一緒にいなければいけないわけではありません。一人でいたいときには一人で過ごし、誰かと話したいときにはJAMフロアへ行けば誰かがいる。

最初に感じていた性別や初対面への不安も含め、いろいろな人と同じ場所で過ごす中で、自分なりの距離感を見つけていった滞在だったように思います。


自分のことを、別の角度から見る

今回の滞在で印象的だったのは、ある会話でした。

自分自身が嫌っていて、それでもどこか囚われ続けていると感じていたことについて話していたとき、

「それって結局、好きなんじゃないの?」

と言われたこと。

その一言に、はるちゃんはハッとしたそうです。

自分一人で考えていると、どうしても同じ方向から物事を見続けてしまいます。知らない土地に来て、これまで知らなかった人と話すことで、自分では思いつかなかった角度から言葉が返ってくる。

今回探していた「活路」は、大きな答えとして見つかるものではなく、こういう小さな気づきの積み重ねなのかもしれません。


これから

滞在を終えて、「ぜひ、また来たいと心から思えました」と書いてくれました。

次に来るなら、今回とはまた違う季節。人の少ない閑散期で、温泉がもっと気持ちよく感じられる冬の始まり頃もよさそうとのこと。

そして、ヤドカリを検討している人への言葉は、とてもシンプルでした。

「心が疲れたのなら、とりあえず行動あるのみ!!」

知らない場所へ行くことで、すべてが解決するわけではありません。でも、一度いつもの環境から離れてみることで、今までとは違う自分の見方ができることがあります。


ひとことで言うなら

「こころ、からだ、あたま、みなぎっていく」

熊本から那須塩原へ来て、掃除をして、温泉に入り、人と話し、一人でも考える。

何かの答えを持ち帰るというより、少しだけ自分の中にエネルギーを戻して、また次の日常へ向かっていく。

はるちゃんにとって今回のヤドカリ滞在は、そんな時間になったようです。