【開催レポート】Leu.のフリマ – 暮らしと旅のモノ語り – #6
— 旅館時代の器が、また誰かの暮らしへ。—
Leu.のフリマ #6、開催しました。
今回は、少し原点回帰。
いつものように出店者さんをたくさん迎える形ではなく、
Leu.に残っていたものだけを並べました。
中心になったのは、旅館時代から残っていた瀬戸物や焼き物たち。
お皿、湯のみ、器、いろいろ。
かつてこの場所で使われていたものが、もう一度テーブルに並ぶ日になりました。
旅館時代のものを並べる
Leu.は、もともと旅館だった建物を引き継いだ場所です。
だから館内には、今のLeu.になる前の時間が、いろんな形で残っています。
今回並べた瀬戸物や焼き物も、そのひとつ。
新品ではないし、今っぽいデザインばかりでもありません。
でも、その分ちゃんと味があります。
「これ、旅館のときに使ってたのかな」
「この柄、なんかいいですね」
「家で使えそう」
そんな会話が生まれていました。
ただ物を売るというより、
Leu.になる前の時間を、少しずつ手渡しているような感覚でした。
掘る、選ぶ、持ち帰る
フリマの楽しいところは、やっぱり“探す”時間です。
きれいに整った売り場で買い物をするというより、
並んだ器の中から、自分の暮らしに合いそうなものを見つけていく。
同じお皿でも、見る人によって反応が違う。
「これはかわいい」
「これは渋い」
「これ何に使おう」
と、それぞれが勝手に想像しているのが面白かったです。
旅館時代の器が、
今度は誰かの家で朝ごはんに使われるかもしれない。
お酒のおつまみをのせるかもしれない。
花を飾るかもしれない。
そう考えると、ものがもう一度動き出す感じがありました。
Leu.のフリマらしさ
Leu.のフリマは、物を売るだけの場所ではないと思っています。
もちろん買い物も楽しい。
でもそれ以上に、
「この物はどこから来たのか」
「誰が使っていたのか」
「次はどこに行くのか」
という話ができるところが面白い。
今回のようにLeu.のものだけを並べると、
その物語がよりはっきり見えました。
これはただの中古品ではなく、
この建物に残っていたもの。
旅館時代の記憶を少し持ったまま、
次の誰かの暮らしに入っていくもの。
そういう意味で、とてもLeu.らしいフリマだったと思います。
原点回帰の回でした
今回は派手な出店があるわけではなく、
たくさんのブースが並ぶわけでもありませんでした。
でも、その分、
Leu.という場所そのものに目が向く回でした。
この建物には、前の時間がある。
その時間を全部消すのではなく、
今のLeu.の中で少しずつ活かしていく。
そして、使わなくなったものをただ片付けるのではなく、
誰かに見てもらい、選んでもらい、持ち帰ってもらう。
こういう循環も、Leu.の大事な使い方だなと思いました。
うまれていた景色
旅館時代の記憶が並ぶ時間
器ひとつひとつに、前の時間の気配がありました。
それを眺めながら選ぶ時間が、普通の買い物とは少し違っていてよかったです。
ものを通して会話が生まれる
「これ何に使います?」
「この柄いいですね」
そんな小さな会話が、自然に生まれていました。
誰かの暮らしへ渡っていく感じ
Leu.に残っていたものが、また別の場所で使われていく。
それはとても気持ちのいい循環でした。
さいごに
Leu.のフリマ #6、いい回でした。
今回は原点回帰して、Leu.のものだけ。
旅館時代の瀬戸物や焼き物を並べて、
それを誰かが選んで持ち帰っていく。
大きなイベントではなかったかもしれません。
でも、Leu.という場所の過去と今がつながる、
とても大事な時間だったと思います。
来てくれたみなさん、ありがとうございました。
旅館時代の器たちが、
また誰かの暮らしの中で使われていきますように。


