卒論執筆しながら多拠点生活。豊かさを問い直す。

秋田の大学生です。
卒業論文の執筆をしながら、多拠点生活をしています。
Leu.には2024年5月26日から滞在し、7月上旬まで暮らす予定です。
そのあと、7月上旬から2か月ほど日本を離れ、帰国後は瀬戸内海、宮崎、仙台と、また新たな土地へと移っていく予定です。
豊かさの再定義
Leu.に来た一番の理由は、「豊かさを問い直したい」という思いからでした。
そして、「ただいま」と言える場所を世界中に持っていたい、そう思い描く中で、拠点をひとつに絞るのはもったいないと感じ、多拠点生活を選びました。
1年間のカナダでの社会学留学を経て、今年1月に帰国しました。
就職活動を終えたあと、卒業までの1年間、どこを拠点に暮らそうかと悩んでいたとき、仙台の知人がLeu.を紹介してくれました。
「先月オープンしたばかりの場所だからこそ、企画運営も関わることができて面白いと思うよ」と背中を押され、2週間後にLeu.に来ました。(これが人生初の栃木でした)

分散する生き方
大学生で場所も時間も拘束されてないのに、一か所に定住するのは勿体ないな、と感じたのが多拠点生活のきっかけです。
1か月ごとに住む場所を変えることで、環境、関わる人、時間の使い方が変わっていきます。
今の時代、「分散する生き方」こそが新しい豊かさになるのではないか、と私は考えています。
北欧みたいな暮らし
Leu.の建物内に人工の川が流れているなど、近未来的なデザインに圧倒されます。静かで山奥にある隠れ家のような空間です。
ここでは、デンマーク、フランス、カナダなど、世界中から集まったバックパッカーとの出会いもあります。そして、10代20代の6年間をニューヨークで過ごし、現地就職してから那須に移住した特異なキャリアを歩まれている方との出会いもありました。
周辺環境も非日常的です。Leu.の隣にはフィッシュランドがあり、釣り体験やBBQができます。那須塩原の魅力は、車で20分走れば、まるでスイスのような山々が広がることだと思います。

朝はウグイスの声で目覚め、都会とは違う時間が流れています。
夏は蛍が舞い、夜は星空が綺麗です。那須の大自然に触れることで、疲れた心が浄化されます…。
そして個人的に驚いたのは、那須の人たちはみんな実年齢より10歳ほど若々しく見えるんです(お世辞抜き)。個人的に彼らの美の秘訣は食生活にあると思います。多くの方が自炊中心で、人工甘味料、添加物たっぷりの食べ物、コンビニ料理やインスタント食品を一切食べません。
もう一つは、環境だと推測します。要は資本主義からの脱却ですかね(笑)。みなさん生き方が北欧っぽいんです。ほんとに素敵ですよね…。
ここにいると、地方の良さを知らないまま都会で生き続けるのは損してるな、と感じます。
私は現在、Leu.でインターン生として、週5日、1日3時間ほどゲストハウス運営のお手伝いをしながら無料で滞在しています。仕事内容は、通訳、映像編集、HPの記事執筆、イベントのお手伝い、掃除、社会人インタビューなどです。
まさに暮らしながら学ぶ日々を送っています。Leu.は、そんな学びの場でもあると感じています。大学受験、就職活動、新卒入社、そんな一斉行進の一般ルートからはみだしたひとに出会いたいひと、新しい進路を模索したいひと、心に余白を作りたひと、Leu.のインターン生、フリアコスタッフ大募集中です。お気軽にお問合せください!