【開催レポート】板室で、新しいワインできました!お披露目会
— あの日のぶどうが、グラスで帰ってきた!—
2025年の秋、石井ぶどうの畑でみんなで収穫したぶどう。

あの日、手を伸ばして摘んだぶどうが、時間をかけて発酵し、一本のワインになりました。
そして今回、そのワインをLeu.でお披露目しました。
これはただのワイン会ではありません。
自分たちで収穫したぶどうが、ちゃんとワインになって帰ってくる。
あの日の畑の時間が、グラスの中に戻ってくる。
そんな、ちょっと特別な夜でした。
「これ、あの時のぶどうなんだよね」
この日の主役は、もちろん完成したワイン。
でも、ただ「新しいワインができました!」というだけではありません。
昨年の収穫祭で、実際に石井ぶどう園の畑に入り、ぶどうの収穫を手伝ってくれた方々がいました。
その方々にとっては、目の前のワインは単なる商品ではなく、ちゃんと自分の記憶とつながっている一本です。
「あの日、収穫したぶどうだよ」
「これ、自分たちが手伝ったやつだよね」
そう言いながら飲む一杯は、やっぱり特別でした。
味の話だけではなく、
畑の風景、作業の大変さ、収穫後の達成感、Leu.で過ごした夜。
そういうものが全部、ワインと一緒に戻ってきたような時間でした。
またここに来る理由をくれてありがとう
参加者の方から、こんな言葉をいただきました。
「またここに来る理由をくれてありがとう!」
この言葉、すごくうれしかったです。
Leu.がやりたいことって、たぶんこういうことなんだと思います。
一回遊びに来て終わりではなく、
一回イベントに参加して終わりでもなく、
「あの続きがあるから、また行こう」と思えること。
秋に収穫して、
春にワインとして再会する。
季節をまたいで、関係が続いていく。
観光というより、
もう少し生活に近い。
イベントというより、
もう少し約束に近い。
この流れがつくれたことが、今回いちばんうれしかったことかもしれません。

「今年の収穫も行きます!」
さらにうれしかったのが、参加者の方から
「今年の収穫も行きます!」
という声があがったこと。
去年収穫して、今年ワインを飲む。
そしてまた、次の収穫に行く。
この循環、めちゃくちゃいいです。
ぶどうを収穫する人がいて、
それをワインにする人がいて、
完成したワインをみんなで味わう場があって、
また畑に戻っていく。
ただ消費するだけではなく、
つくるところに関わり、
できあがったものを一緒に喜び、
また次の季節に関わりたくなる。
関係人口って、こういうことだよなと思いました。
はじめましての人も、次の季節へ
今回は、昨年の収穫祭に参加していなかった方も、飛び入り参加で来てくれました。
その方が、ワインを飲みながら、
「今年は収穫、お手伝いさせてください」
と言ってくれました。
これも本当にうれしかったです。
前回参加した人にとっては「続き」の夜。
初めて来た人にとっては「始まり」の夜。
同じテーブルに、続きの人と、始まりの人がいる。
これって、Leu.らしいなと思います。
誰かの思い出が、別の誰かの入口になる。
誰かの「また来たい」が、誰かの「行ってみたい」につながる。
ワインをきっかけに、次の収穫へ向かう人が増えていく。
この小さな流れが、とても大切だと思いました。
パンは那須高原パンのいえ クーロンヌ リネア、オードブルはダイニング カフェ コショネ。
前回の収穫祭と同じところです!

ワインは、時間を閉じ込めている
ワインって不思議です。
その場でできるものではなくて、
畑があり、季節があり、手入れがあり、収穫があり、発酵があり、ようやくグラスに注がれる。
だからこそ、飲んだ瞬間に「あの日」が戻ってくる。
今回のワインには、石井ぶどう園の畑の時間がありました。
収穫を手伝ってくれた人たちの時間がありました。
Leu.で出会った人たちの時間がありました。
その時間を、みんなで少しずつ分け合うような夜でした。
ただおいしいだけじゃない。
ちゃんと背景がある。
ちゃんと人の手がある。
ちゃんと「また来たい理由」がある。
それが、このワインのいちばん良いところだったと思います。
Leu.で続いていく、季節の約束
Leu.では、いろんなイベントをやっています。
晩餐会、サウナ、ピザ焼き、古着、交流会。
どれもそれぞれ楽しいのですが、今回のお披露目会には、また少し違ったうれしさがありました。
それは、時間がつながっていたこと。
収穫して、終わりじゃない。
飲んで、終わりでもない。
また収穫に行く。
この「続き」があることが、すごく大事です。
地域との関わりは、一回で深まるものではないと思います。
何度か来て、知っている人が増えて、前に参加したことの続きが生まれて、だんだん自分ごとになっていく。
今回のワインお披露目会は、その流れがとてもきれいに見えた夜でした。
さいごに
「またここに来る理由をくれてありがとう!」
この言葉をもらえただけで、やってよかったなと思いました。
そして、
「今年の収穫も行きます!」
「今年は収穫、お手伝いさせてください」
そんな声まで聞けたことが、本当にうれしかったです。
あの日のぶどうが、ワインになって帰ってきた。
そのワインが、また次の収穫へ人を連れていく。
板室で、新しいワインできました。
そしてたぶん、
このワインから、また新しい関係も始まりました。
来てくださったみなさん、ありがとうございました。
また畑で、そしてLeu.でお会いしましょう。


