【開催レポート】板室 春の晩餐会
— チーズとワイン、そして人が混ざる夜。—
春の空気が少しずつやわらぎはじめた頃、Leu.では「春の晩餐会」を開催しました。
那須のチーズ、ワイン、そして料理人の技術。
この3つを中心に、ゆっくり食べて、ゆっくり話す夜です。
Leu.の晩餐会は、いわゆる“食事イベント”というより、
食をきっかけに人が混ざる時間をつくることを大切にしています。
今回も、そんな時間がしっかり生まれていました。
裂けるチーズ作り、大盛り上がり。
今回まず会場を一気に盛り上げてくれたのが、
大田原チーズステーションの髙橋さんによるさけるチーズ作り体験。

これが本当に面白かった。
チーズができる過程を見ながら、
「へぇー!」
「そうなんだ!」
と、会場からは関心の声が次々と上がります。

料理人の田口シェフも興味津々。
プロ同士の会話が始まったり、
小出しに語られるチーズの裏話が飛び出したり。
チーズを“食べる”だけじゃなく、
チーズを“知る”時間になっていました。
そして実際にチーズを裂くと、
「あ、本当に裂けるんだ!」とまた歓声。
体験と学びが同時に起きる、とてもいい時間でした。
アリゴ、大成功。
今回のもう一つの目玉は、アリゴ作り。
フランスの郷土料理で、
じゃがいもとチーズを合わせて作る、とろーり伸びる料理です。
鍋から持ち上げると、
チーズがびよーーーんと伸びる。

イベントチラシのイラスト、
あれ誇張じゃなかったんだ…と全員が納得。
自然と会場から
「おーーー!!」
という声が上がります。
この瞬間の一体感、すごくよかった。
料理って、
驚きや感動を共有できるんだな、と改めて思いました。
晩餐会は、今回も大成功。
料理が始まれば、
あとはもう、いつもの晩餐会。

美味しい料理に、
みんなで舌鼓。
料理の話をしている人、
ワインの話をしている人、
那須の暮らしの話をしている人。
テーブルごとに会話が広がり、
気づけば人と人が自然に混ざっていました。
そして今回、個人的にとても嬉しかったのが、
前回仕込んだパンチェッタを使ったピザ。

あの冬の日に作ったパンチェッタが、
こうして料理として戻ってくる。
時間をまたいで続いている感じがして、
とても嬉しい瞬間でした。
食を通して、人がつながる。
今回の晩餐会を見ていて、
改めて思ったことがあります。
それは、
食は人をつなぐ力が強いということ。

料理をきっかけに会話が生まれ、
隣の席の人と自然に話し始め、
いつの間にか連絡先を交換している。
「またイベントで会いましょう」
「今度あそこ行きましょう」
そんな言葉が、あちこちで聞こえてきました。
Leu.にとって、この瞬間がとても大事です。
関係人口が、静かに増えていく。
Leu.は、
観光地のように“人を呼ぶ場所”というより、
人と人がつながる場所でありたいと思っています。
この晩餐会でも、
那須の人、
移住してきた人、
旅で来た人、
仕事で関わっている人。
いろんな立場の人が同じテーブルを囲みました。
その中から、
「また来たい」
「また会いたい」
という関係が生まれていく。
それは派手ではないけれど、
確実に関係人口を増やしていく時間だったと思います。
さいごに
チーズ、ワイン、料理。
そして、人。
どれか一つだけでは成立しない、
とてもいいバランスの夜でした。
料理の感動も、
人との出会いも、
全部含めて「晩餐会」。
今回も、大成功でした。
また次の季節に、
このテーブルで会いましょう。





























