【開催レポート】板室 秋の収穫祭 in Leu.
― 実りの秋に、ワインと人のぬくもりを味わう二日間 ―
2025年10月12日(日)・13日(月・祝)の2日間、
石井ぶどう園 × Leu.による「板室 秋の収穫祭」を開催しました。
秋晴れに恵まれたこの日、参加者10名が板室のぶどう畑に集まり、
ピノ・ノワール、シャルドネ、マスカット・ベリーAなどの収穫に挑戦。
やさしい風が吹く中、笑い声が絶えない、穏やかで充実した時間が流れました。
1人100キロに挑む、秋の畑で
朝9時、集合した皆さんの表情はわくわくと少しの緊張。
最初は軽い気持ちで始めた収穫も、進むにつれてその大変さを実感。
“1人100キロで大成功”という募集ページの一文は、どうやら冗談ではなかったようです。
「おいしいワインへの道乗りがこんなに大変だとは。
この人数でこんなに時間がかかるのだから、農家さんの苦労は計り知れません。
本気でがんばったので1人100kg弱収穫しました!」
収穫の途中には、石井さんがぶどうの生育や害獣対策の工夫についても説明。
石井さんならではの技術と、地道な努力が詰まった畑に、皆さんから感嘆の声が上がりました。
夜は、板室ワインとチーズで乾杯
作業を終えた後は、Leu.に戻って温泉で汗を流し、
夜はJAM floorを会場にした交流ディナー。
今回は特別に「チーズ研究会」の方に協力をいただき、
地元ワインにぴったりのチーズセットを自作でご用意いただきました。
パンは那須高原パンのいえ クーロンヌ リネア、オードブルはダイニング カフェ コショネ。
テーブルには香り高い板室ワインが並び、
音楽と笑い声があふれる、まさに“実りの夜”となりました。
「素敵なワインとチーズとパンとオードブルと音楽、
そしてJAM floorの雰囲気。最高の夜でした!」
翌朝、心地よい余韻とともに
翌日はゆったりとした朝食を囲みながら、
「また来年も全種類収穫したいです!」という声が自然とあがりました。
お土産のぶどうを手に、それぞれが板室の秋を胸に刻んで帰路へ。
主催者より
今回、10名の募集にぴったりと集まってくださったこと、
そして皆さまが最後まで楽しく収穫してくださったことが何よりの喜びです。
当日は前後に雨の日が続く中、この日だけは見事に晴れ。
皆さまの日ごろの行いの良さに、心から感謝です。
「皆様お疲れさまでした。やりやすかった!
皆様お話が楽しくて、交流を積極的に行ってくれる素敵な方々でした。
今回参加された方に告知が届いたこと、それが私の成果だったと思います。」
次回に向けて
今回の収穫は、それぞれの手で摘んだぶどうが来年ワインとなって返ってくる“約束の収穫”。
来年の春、そのワインが完成するころ、また板室で再会できることを願っています。
Leu.ではこれからも、「地域にひらかれた宿」として、
人と人、人と土地をつなぐ季節の体験を続けていきます。
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