ヤドカリ滞在レポート(随時更新)
このレポートでは、ゲストハウスLeu.での「ヤドカリ滞在」の様子を、
時期ごとにゆるく記録していきます。
どんな人が来て、どんな時間を過ごして、何を感じて帰っていったのか。
Leu.の日常や空気感が伝わるように、できるだけそのまま書いていくつもりです。
内容は随時更新していきますので、
「こんな関わり方もあるんだな」と、気軽にのぞいてもらえたらうれしいです。
① 12月13日〜20日|あいさん(東京都)・はがちゃん(千葉県)

この期間は、2名のヤドカリさんが同時期に滞在しました。
午前中は2時間ほど館内清掃、夜は消灯作業をお願いし、
それ以外の時間はそれぞれのペースで過ごす、Leu.らしいメリハリのある1週間でした。
東京都から来てくれたあいさんは、リモートワークが可能な仕事をしながら滞在。
那須塩原市への移住を考えていたタイミングでスマウトを見つけ、
「ちょうどよさそう」と感じて応募してくれたそうです。
滞在中は転職活動にも取り組み、那須塩原市の地域おこし協力隊の面接を受験。
帰宅後には「面接を一つ突破しました」と連絡をいただきました。
Leu.で過ごした時間が、次の一歩に少しでもつながったことを嬉しく思います。
同じ時期に滞在していたはがちゃんは、千葉県出身で東京の大学に通う4年生。
卒業を控え、「学生のうちにいろいろな場所を見てみたい」という思いから応募してくれました。
お仕事以外の時間は編み物をしながら、温泉やJAMフロアでのんびり過ごす姿が印象的で、
「こんなに穏やかに過ごしたのは久しぶり」という言葉が、この1週間の空気感をよく表していました。
この時期にLeu.として感じたこと
同時期に2人が滞在することで、
「それぞれが自分のペースを守りながら、ゆるく影響し合う」空気が自然に生まれていました。
仕事や将来について考える人と、今を味わう学生。
立場が違っても、同じ空間で無理なく共存できるのは、Leu.らしさだと感じた期間でした。
② 12月27日〜1月4日|みなみさん(福岡県)

年末年始の期間には、みなみさんが滞在してくださいました。
三重県出身で、大学時代は愛知、就職後は東京。
ベンチャー企業で力をつけ、現在は本業・副業ともにPC一台でこなしながら福岡に移住。
「ここに住み続けたいと思える場所」を探しているタイミングで、Leu.を見つけてくれました。
スマウトは登録していたものの利用は初めてで、
もともとは暖かい時期に来るつもりだったそうですが、
年末年始に空きが出たことをきっかけに滞在を決断。
結果的に、静かな年末年始を過ごすにはちょうどよいタイミングとなりました。
滞在中は、広いフロアの清掃や温泉の掃除なども含めて
「お手伝い自体が良いリフレッシュになった」と話してくれました。
また、スタッフや利用者との関係性について
「フレンドリーだけれど自立した距離感」「リピーターが多いのも納得」と感じてくれたことが印象に残っています。
この時期にLeu.として感じたこと
年末年始という節目の時期に、
「働きながら、暮らしながら、考える」時間を過ごしてもらえたことは、
Leu.が目指している在り方そのものだと感じました。
にぎやかさよりも静けさを選ぶ人にとって、
この場所が“集中できる居場所”になることを、改めて実感した期間でした。
まとめとして
今回の3名のヤドカリ滞在を通して、
Leu.はやはり「何かをさせる場所」ではなく、
それぞれが自分のタイミングで次に進むための、途中経過を過ごす場所なのだと感じています。
移住を考える人、進路を探す学生、拠点を探す働き手。
そのどれもが、同じ仕組みの中で成立していることが、
ヤドカリという関わり方の面白さであり、Leu.の目指す姿です。
このレポートは、これからも更新していきます。
③ 1月14日〜30日|なかのさん(山梨県)

1月中旬から下旬にかけて、なかのさんが約2週間ヤドカリとして滞在しました。
大学を休学中で、前拠点である島根県西ノ島から次の居場所を探す中、
スマウトでLeu.を見つけ、「暮らす」「ヤドカリ」という言葉や雰囲気に惹かれて応募してくれたそうです。
初めてのゲストハウス滞在ということで、緊張とワクワクが混ざった気持ちで那須に到着。
滞在中は、午前中に清掃(JAMフロア・キッチン・温泉など)を行い、それ以外の時間は自分のペースで過ごすという、落ち着いたリズムをつくっていました。
JAMフロアでは、ごはんをつくる・食べる・ゴロゴロする、読書や作業をする、
雪が降るのをぼーっと眺めるなど、「何もしない時間」も含めて、日常としての滞在が積み重なっていった様子が印象的でした。
温泉についても、「体が冷えてきたな」と感じるタイミングで夜にゆっくり一人で入るなど、
生活の一部として自然に組み込まれていました。
人との距離感については、一人の時間を大切にしながらも、食事や休憩のタイミングで会話が生まれ、
イベント時には想像以上に多くの人と交流できたとのこと。
静けさと賑やかさの両方を体験できた滞在だったようです。
本人は「大きな変化はなかった」と書いていますが、「急いだり、焦ったりすることがなかった」という言葉からは、この場所で過ごすことで生まれた、確かな小さな変化が感じられました。
この時期にLeu.として感じたこと
なかのさんの滞在を通して感じたのは、Leu.は「環境に身を置くことで、自然と呼吸が整っていく場所」なのだということです。
何かを強制されるわけでも、目的を求められるわけでもなく、ただ日々を重ねる中で、
静と動の両方を受け取っていく。
2週間という少し長めの滞在だからこそ見えた、Leu.らしい時間の流れだったように思います。
なかのさんの思い出・感想
14〜30日の思い出
・最寄りのポスト(往復1.5時間)に散歩に行きました
・雪!外とても寒かった
・ナルト読破!
・「ぽっしーのピザ焼き」「たかにぃさんのお遍路ナイト」イベント
(いつもより静かなJAMフロアが賑やかに…!刺激的な時間でした)
・ごはん(自炊、ラーメン、ピザ、鍋その他いろいろ。おすそわけもたくさん!)
・いけがみさんの大根が大きくて安くて驚きました、毎日大根サラダ、大根みそ汁生活…幸せ♡
④2026年1月30日〜2月6日|しゅん君

1月の終わりから2月初めにかけて、ヤドカリとしてLeu.に滞在してくれたのは「しゅん君」。
スマウトでヤドカリ募集を見つけ、「ゲストハウス」と「温泉」という、自分の好きな要素が重なっていたことが応募のきっかけでした。
宿泊施設の仕事は今回が初めて。
来る前は「自分にできるだろうか」という不安もあったそうですが、実際の滞在では、清掃や共用部の管理を一つひとつ丁寧にこなしてくれました。
生活のリズムと、仕事のこと
滞在中の基本的な流れは、
朝起きてまずは朝風呂、10時から清掃業務、昼以降は自由時間。
共用部や男女の温泉清掃、細かな拭き掃除など、決して派手ではない作業が中心ですが、
「綺麗にできたと思っても、チェックで小さな抜けに気づくことがあった」と振り返ってくれています。
その経験から、掃除が終わったあとに自分の目で見直す、という習慣が自然と身についた一週間だといいな。
JAMフロアで過ごした時間
共用スペース「JAMフロア」は、しゅん君にとって滞在の中心でした。
調理や食事、オンラインでの作業、ミーティングまで、生活と仕事が同じ空間に自然と溶け込んでいきます。
「JAMフロアにいると、本当に心が落ち着いて集中できた」
「居心地がよくて、ずっと居たいなと思った」
という言葉が印象的でした。
友人からは
「青い足場を浮かせている造りが天才的だ」
と言われたそうで、空間そのものが人の感覚に作用していることを改めて感じさせてくれます。
温泉と、人との距離感
温泉には、朝と夕方の1日2回。
生活のリズムを整える役割として、自然に組み込まれていました。
スタッフや他の宿泊者、同じヤドカリとの距離感についても、
「フレンドリーだけど、無理に近づきすぎない」
そんな心地よさを感じてもらえたようです。
那須のおすすめのお店を教えてもらったり、
同じヤドカリの滞在者と川まで散歩に行ったりと、
その場にいる人同士で、無理のない交流が生まれていました。
滞在を通して
忙しい日常から一度離れ、
ゆっくり過ごす時間を持てたことで、自分自身やこれからについて考える時間が深まった、と話してくれました。
「普段は忙しくて、自分のことを考える余裕がなかった」
「今回は落ち着いて過ごせたからこそ、今後の行動が少し見えてきた気がする」
冬の静かな時期のLeu.だからこそ生まれた時間だったのかもしれません。
ひとことで言うなら
「人から人へ、共感をつなぐリトリートハウス」
次は夏に来たい、テントサウナのイベントにも参加してみたい。
そんな言葉を残して、しゅん君のヤドカリ滞在は終わりました。
⑤2026年2月12日〜2月16日|きらり

2月中旬、ヤドカリとして滞在してくれたのは「きらり(写真左)」さん。
これからの人生をどう生きたいか考えるなかで、
“旅しながら暮らすように過ごす”という選択肢を探していた時に、Leu.のヤドカリ募集を見つけてくれました。
これまでの那須は日帰り観光。
今回は“観光ではない日常”を体験する2週間でした。
日常のリズム
朝は清掃から始まります。
JAMフロア、温泉、階段、丸電球まで丁寧に。
お客様の出入りによって変わる業務量にも柔軟に対応しながら、
「1日の流れがわかるとリズムが作りやすかった」と話してくれました。
昼からは自由時間。
読書、散歩、作業、ボーっとする。
そして人と話す。
夜はみんなでごはん。
豚しゃぶパーティー。
そのあと温泉で何も考えない時間。
Leu.での時間は、“予定”より“余白”が中心です。
JAMフロアという場所
ビーズクッションに沈みながら読書。
ごはんを作って、食べて、話す。
人が多いときは少し距離を間をとり、
少ない日は6時間そのまま居続ける。
“Good morning”から始まる空間。
JAMフロアは、会話が自然に生まれる場所でもあり、
考えごとが静かに整理される場所でもあります。
温泉と、環境
毎日入った温泉。
時間をずらしながら、気をつかわず入れるタイミングを見つける。
自然に囲まれた環境は、
「別荘に来たような感覚」と言ってくれました。
熊にちょっとビビりながらの散歩も含めて、
那須の日常を楽しんでくれたようです。
滞在を通して
滞在前は、これからの人生に少し迷いがあったそうです。
けれど、人との出会いと会話の積み重ねの中で、
少しずつ頭の中が整理されていった、と。
「この2週間があっという間で、帰るのが寂しい。」
その言葉が、すべてを物語っています。
ひとことで言うなら
「たくさんの人と出会い、繋がれた、最高の自分時間」
地元の方との会話、商店での時間、
初めての体験。
また来たい、と言ってくれました。
ヤドカリ滞在は、
“働く”と“暮らす”のあいだにある時間。
今回も、Leu.に小さな物語がひとつ増えました。
⑥2026年2月16日〜3月1日|かすみさん

2月後半の2週間、ヤドカリとして滞在してくれたのは「かすみさん(写真中央)」。
リモートワーク中心の生活で、
「一歩も外に出ないまま一日が終わる」日々が続いていたそうです。
そんな中で見つけたのが、Leu.のヤドカリ滞在。
自然の近くで体を動かし、人と話しながら暮らす時間に惹かれて応募してくれました。
生活と仕事のバランス
滞在中は、
午前中に清掃、午後は仕事。
夜は温泉に入り、ゆっくりリセット。
清掃→仕事→温泉。
この流れが、かすみさんにとって「ちょうどよいバランス」だったそうです。
生活と仕事の切り替え。
リモートワークでは曖昧になりがちな境界線が、ここでは自然と整っていきました。
JAMフロアでの時間
平日は静かな時間帯に、
食事や仕事。
土日はリピーターの宿泊者の方と一緒にごはんを作ったり、
みんなで食卓を囲んだり。
「いろんなバックグラウンドを持つ人と話す楽しさを実感しました!」
と話してくれました。
自分の時間は確保しつつ、
必要なときに自然と生まれる会話。
その距離感が、心地よかったようです。
人とのつながり
スタッフが丁寧に教えてくれたこと。
他の宿泊者との会話のきっかけをつくってくれたこと。
そして、Leu.のヘビーユーザーであるバッハさんに那須観光に連れて行ってもらったこと。
滞在のなかで、
「人との関わり」が静かに増えていきました。
自然のある環境
青空の日の透明な空気。
雨の日の霧に包まれた景色。
「自然を身近に感じる」という体験を、
十分に味わえた2週間だったと書いてくれています。
滞在を通して
人と話すこと。
異なるバックグラウンドの人と出会うこと。
その積み重ねの中で、
少しずつ視野が広がっていった、と。
移住はまだハードルが高いけれど、
那須で暮らすことに興味がある人にはぴったりな体験。
そんな言葉も残してくれました。
ひとことで言うなら
「大自然や交流を通じて、リフレッシュ&エネルギーチャージできた2週間」
JAMフロアで垣根を越えて交流し自然と新しいアイディアや次のイベントが生まれていくのが印象的でした!
ヤドカリ滞在は、
ただ“お手伝いをする期間”ではなく、
生活と仕事のあいだに、
呼吸を取り戻す時間をつくること。
今回もまた、
Leu.にひとつ物語が増えました。


