【開催レポート】Leu. オープニングセレモニー
〜「人と那須と物語。」が始まる日〜
2025年4月10日、那須塩原市・板室温泉の旧温泉旅館をリノベーションした地域共生型ゲストハウスLeu.のオープニングセレモニーが開催されました。
当日は地元の関係者や行政関係者、施工会社の皆さまをはじめ、多くのご来賓をお迎えし、あたたかな門出の一日となりました。
Leu.は、観光庁「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」を活用して誕生した、これからの地域と人の「関係」をつくる拠点です。
はじまりのご挨拶
セレモニーは、Leu.コーディネーター中潟亮兵による開会挨拶でスタート。
「ここにいる皆さまは、Leu.の構想から実現に至るまでを共にしてくださった大切な方々です」という感謝の言葉と共に、この度の門出の空気を皆様と共有しました。
続いて、株式会社SAWANA 代表取締役 兼 新三平建設株式会社 代表取締役社長の飯田忠房より、運営・設計施工両面の立場から、Leu.に込めた思いや構想の背景をお話しさせていただきました。

観光局長よりご祝辞
続いてご登壇されたのは、4月1日付で新しく着任された、一般社団法人那須塩原市観光局 代表理事・局長の織田智富様。
以下のようなご挨拶を賜りました:
「那須塩原市観光局では、人々から選ばれる魅力あふれる観光地づくりを進めております。
Leu.は、観光庁のガイドラインと登録制度を活用し、新三平建設様の尽力により誕生しました。私どももこの導入に携わることができ、光栄に思っております。
自然豊かで魅力にあふれるこの場所に、Leu.というゲストハウスが生まれたことは、今後の地域発信の大きな礎となると確信しております。板室温泉をはじめとした市内の魅力を、より多くの方に届けてまいります。」
板室という場所にとどまらず、市全体の展望にもつながるエールをいただき、会場の雰囲気もさらに高まるひとときとなりました。
Leu.の紹介とテープカット

その後、株式会社SAWANA 専務取締役でありLeu.のCLO(Chief Leu. Officer)を務める加藤高太郎、支配人の金澤広大より、施設のコンセプトや設計背景について説明がありました。
「旅でも移住でもなく、“その間”にあるような滞在体験を支える場所。それがLeu.」と語る姿に、共感と期待の声が多く聞かれました。

テープカットが行われ、記念撮影と共にLeu.の門出を祝福しました。

内覧会と空間体験
施設内覧会を実施。JAMフロア、源泉かけ流しの温泉、1人用ドミトリー、個室、共用キッチン、Zoom部屋などをご案内しました。
「想像以上に丁寧に作られている」「ただ泊まる場所ではなく、ここで暮らしてみたい」といった声もいただき、関係人口の受け皿としてのLeu.の空間性が評価されました。
地元の味で交流:那須牛BBQと地酒で乾杯!

最期に懇親会。屋外スペースにて、那須牛を中心としたBBQと地元の仕出し屋さんによるオードブルが並び、参加者同士が自然と語り合う雰囲気に。
地酒、地ビール、地ワインなど、那須の味を感じられる飲み物も大好評でした。
乾杯は我らが名誉顧問、旧ほたるの湯女将よりご挨拶いただきました。
那須牛の香ばしい香り、笑顔が飛び交うJAMフロア。まさにLeu.の掲げる「偶然の出会いが人生のきっかけに」という理念が体現された時間となりました。
温泉・自由時間

Leu.の大きな魅力でもある温泉もこの日特別に開放。
「思っていた以上にゆったりできた」「この空間と温泉の組み合わせが最高」と、滞在型拠点としての魅力が存分に伝わる時間となりました。

中締めのご挨拶を現場責任者としてご尽力いただいた新三平建設株式会社北関東支店の笠井様より頂戴しました。「自信をもって提供できる施設を作ることができた」と力強いお言葉をいただきました。
その後皆様の時間が許すまで自由に施設内で過ごしていただきましたが、多くの方が名残を惜しむように最後までLeu.の時間を楽しんでくださいました。
Leu.という「場所」が、ここから物語をつくる

Leu.のコンセプトは「人と那須と物語。」
この場所に集う人々、交わる価値観、積み重なる時間。そのすべてが、誰かの人生を豊かにし、地域の未来をつくっていく。
今回のオープニングセレモニーを通じて、Leu.がすでに「ただの宿泊施設」を超えた“人の交差点”として機能し始めていることを実感しました。